
https://ja.wikipedia.org/wiki/歌舞伎座
理由はよくわからないけれど、真夏が近づくと、無性に銀座の街が恋しくなります。
コンクリートだらけで綺麗に整備された街なので、お世辞にも「避暑地」とは言えません。むしろ容赦ない暑さのはずなのに、ギラギラとした夏の日差しと銀座の洗練された街並みは、私の中でどこかエモく、深い情緒を感じさせてくれるのです。 そして何より、街の中心にどっしりと構える「歌舞伎座」という存在が、私に特別な納涼感を与えているのかもしれません。
今年の8月は、銀座でいい感じのランチを食べて、歌舞伎を観て、お気に入りの喫茶店でのんびり過ごして帰路につく……そんな最高な1日を過ごしたい。 その日に備えて、今のうちから妄想全開でプランを練っておこうと思います。8月の「八月納涼歌舞伎」を観る予定がある方や、気になっている方の参考になれば嬉しいです。
ちなみに、8月の歌舞伎は「納涼歌舞伎」といって、基本的には3部制で上演されます。通常よりも短い演目がぎゅっと詰まっているので、長いお芝居を見る自信がない歌舞伎初心者の方でも、気軽にサクッと見やすくて本当におすすめですよ。
「一体感」の土鍋カレーでガツンと満たす

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歌舞伎座に足を運ぶ前に、まずはここでしっかりとエネルギーをチャージしたい。今、猛烈に気になっているのが「一体感」というお店です。
ここでのお目当ては、なんといっても「土鍋ご飯付きのビーフカレー」。 フルーツと玉ねぎの甘みが極限まで引き出された、味わい深いドロドロタイプのルーが、夏の落ちがちな食欲をこれでもかとそそります。追加でチーズをトッピングすることもできるそうで、よりマイルドにコク深く楽しみたい人は絶対に外せないカスタムなのだとか。
嬉しいのは、テーブルに仕切りがあるところ。1人で行っても周りの目を気にせず、心地よくカレーと向き合える空間になっています。観劇前の高揚感を胸に、ここでガツンとお腹を満たすのが最初のミッションです。
- 定休日: 水曜日
- メニュー: 和牛ビーフカレー 1,650円
- 営業時間: 8:00〜15:00(L.O. 14:30)
「PANAME」の本格クレープにうっとり

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もし歌舞伎を観る時間が夕方以降の「第3部」なら、観劇前に極上のクレープを味わうカフェタイムを挟みたい。そこで狙っているのが、本場パリの味が楽しめると話題の「PANAME crêpes de paris ginza tokyo」です。
ここのクレープ生地は、とにかくもちもちでしっとり。なんでも、お水を一切使わずに、牛乳、卵、バターをメインに贅沢に作られているそうです。 おやつにぴったりな甘い系はもちろん、小腹を満たしてくれる食事系のクレープ(ガレット)もあるのが魅力的。
かなり人気のお店のようなので、行くとなったら事前にしっかり予約しておいた方が安心そうです。 ちなみに、新橋駅の銀座口から歩いた方がアクセスが良いみたいなので、降りる駅の選択だけ間違えないように注意しておきます。
老舗喫茶「トリコロール」で、念願のアップルパイを

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もうひとつのカフェ候補であり、観劇後の余韻に浸る場所として絶対にハズせないのが「トリコロール 本店」です。
数年前から「行きたい!」と思い続けているのですが、いつも満席でなかなかタイミングが合わなかった憧れのお店。銀座の老舗喫茶店といえばここ、と言われるほどの超有名店です。
一歩足を踏み入れれば、そこは昭和中期のレトロで格式高い雰囲気をそのまま残した贅沢な空間。 個人的に「ポイント高すぎ!」と大興奮しているのが、アイスカフェオレを目の前で注いでくれるパフォーマンス。コーヒーとミルクの濃さを、自分好みの黄金比率で淹れてくれるんです。

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そして、お店のケーキはどれも美味しそうなのですが、特に人気なのが「アップルパイ」。 私は自他ともに認める「シナモン中毒者」と言っても過言ではないほど、シナモン、およびシナモンと相性の良いスイーツを愛してやまない人間です。サクサクのパイ生地に、シナモンが香るりんご……これだけは、何が何でも外せません。
- 定休日: 火曜日
- 営業時間: 8:00〜19:00(L.O. 18:30)
おわりに
冷房の効いた涼しい劇場で、日本の伝統芸能の粋に触れる。そしてお風呂上がりのような心地よい疲労感を抱えながら、レトロな喫茶店で冷たいカフェオレをすする。 うだるような夏の暑さも、こんな過ごし方ができるなら、ちょっとだけ愛おしく思えてくるから不思議です。
皆さんもこの夏は、いつもの日常から少しだけ離れて、銀座の街と歌舞伎座が作り出す「特別な納涼感」に身を委ねてみませんか? 一度この心地よさを知ってしまったら、きっと私のように、毎年夏が来るたびに銀座の街が恋しくなってしまうはずです。まずは8月のチケットを確保するところから、私の夏を始めていこうと思います

