面白さは星5つ、でも覚悟がいる。強烈すぎて「何度も見返せない」私の人生の超名作ドラマ3選

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「J:magazine!」より引用
https://jmagazine.myjcom.jp/category/japanesedrama/post000121/

以前、別の記事で「もしもテープだったら擦り切れるほど見返してしまう鬼リピ邦ドラ」をご紹介しました。

しかし、名作ドラマの中には、作品としてのクオリティが恐ろしく高いにもかかわらず、さまざまな理由から「逆に見返せない……!」というものが存在します。

今回は、そんな「何度もリピートはできないけれど、全人類に一度は観てほしい面白すぎるドラマ」を3つ厳選しました。心に深く爪痕を残す名作たちの記録です。

① 『家族狩り』

「TBSテレビ」公式サイトより引用
https://www.tbs.co.jp/kazokugari/
  • 放送時期: 2014年7月〜9月(TBS系)
  • 出演者: 松雪泰子、伊藤淳史、北山宏光、水野美紀、遠藤憲一
  • プロデューサー: 植田博樹 ほか
  • 脚本: 大石静(原作:天童荒太『家族狩り』)
  • あらすじ: 児童心理司の氷崎游子、高校美術教師の巣藤浚介らが、それぞれの家庭に深刻な問題を抱える中、都内で発生する凄惨な「一族心中事件」の謎と、その背後に潜む人間の心の闇に巻き込まれていくサイコサスペンス。

リアルタイムで観ていた当時、もの凄く鮮明に面白くて、毎週テレビの前にかじりついて欠かさず観ていたのをよく覚えています。それが最近、U-NEXTで配信されているのを知って大歓喜。もの凄く久しぶりに見返したのですが……いやぁ、やっぱり抜群に面白いです。

「TVer」より引用
https://tver.jp/episodes/eplsasy3p6d

では、なぜこれが「何度も見返せない」のか。理由はシンプルで、精神的に重すぎるからです。 前回の鬼リピドラマで紹介した『エルピス』はあんなに何度も擦れるのに、「こっちはダメなんかーい」と、両方見ている人にしか伝わらないセルフツッコミを入れたくなりますが、とにかくずーんと心の奥底にくる重たい骨太作品なのです。

政治が絡んだマクロな社会問題というよりは、家庭や個人といった、自分たちのすぐ隣にありそうな生々しい問題を徹底的に抉るように描いている。そのリアリティが、見事にこちらの精神的ヒットポイントを削りにくるんですよね、、、おそらく、、、笑。

それでも作品として素晴らしいので、観る側の「覚悟」さえあれば普通に大プッシュでおすすめできます。 ちなみに、本作に登場する岡山天音さんが凄く良い味を出しています。私が岡山さんを最初に認識したのがたぶんこの作品なのですが、「これこれ、こういう味のある役者さんに出会いたかった!」と痺れました。

② 『だが、情熱はある』

日テレ公式サイトより引用
https://www.ntv.co.jp/daga-jyounetsu/
  • 放送時期: 2023年4月〜6月(日本テレビ系)
  • 出演者: 髙橋海人(King & Prince)、森本慎太郎(SixTimes)、戸塚純貴、富田望生
  • プロデューサー: 河野英裕 ほか
  • 脚本: 今井太郎(原案:若林正恭『ナナメの夕暮れ』『社会人大学人見知り学部 卒業見込』、山里亮太『天才はあきらめた』)
  • あらすじ: オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く青春サスペンス……ではなく、極度に人見知りで社会に馴染めない2人が、嫉妬や劣等感を燃料にして泥臭く突き進む自伝的ドラマ。

先ほどの『家族狩り』に比べれば、内容は全然ライトです。もちろん、若林さんと山里さんという苦労人2人の軌跡なので、「人生厳しい〜!きつい苦しい〜!」と胸が締め付けられるシーンは多々ありますが、感情的には何度でも見返したい大好きな作品です。

それなのに、なぜこのリストに入っているのか。 理由はただひとつ、主要なサブスク(NetflixやAmazonプライム・ビデオ)で気軽に見られないからです(涙)。(※現在はHulu等で配信中)。 本当にここ最近のドラマの中でもかなり上位に入る渾身の一作なので、もっと広く手軽に観られるようになってほしいと切に願っています。

「TVer」より引用
https://tver.jp/episodes/epa5y4rv9o

この作品の最大の見どころは、何と言っても俳優陣の“狂気”とも言える熱演です。

若林さん役に髙橋海人さん、山里さん役に森本慎太郎さんというアイドル起用。「いやいや、こんなイケメン二人が、あの泥臭い芸人さんたちを演じられるわけが……」と、最初は正直甘く見ていました。本当に申し訳ありませんでした。

画面を観た瞬間、完全に脳を殴られました。何が凄いって、顔立ちやビジュアルが激似というわけではないのに、声のトーン、猫背の角度、視線の動かし方まで完全に本人なんです。気がつけば2人にしか見えなくなっているマジック。しかも漫才のクオリティが完璧すぎて、裏側にある血の滲むような練習量と情熱が透けて見えます。物語だけでなく、役者陣からも制作陣からも圧倒的な「情熱」を感じられる大傑作です。

③ 『アンメット ある脳外科医の日記』

「TVer」より引用
https://tver.jp/series/srwy1lb14d
  • 放送時期: 2024年4月〜6月(カンテレ・フジテレビ系)
  • 出演者: 杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、井浦新
  • プロデューサー: 米田孝 ほか
  • 脚本: 篠﨑絵里子(原作:子鹿ゆずる・大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』)
  • あらすじ: 記憶障害を持つ脳外科医・川内ミヤビが、変わり者の医師・三瓶友治の導きによって再び医師としての第一歩を踏み出し、患者の命と向き合いながら、自身が失った記憶の謎へと迫る医療ヒューマンドラマ。

最後は、紹介する中では最も記憶に新しい名作です。『アンメット』が見返せない理由は、少し『家族狩り』に似ています。とにかく泣ける。号泣、嗚咽、涙腺崩壊。あまりにも話が良すぎて心が綺麗に洗われるのですが、その精神浄化効果が強すぎるがゆえに、高頻度でパチパチ見返すようなものではないのです。ふとした人生の節目に、じっくりと噛み締めるように見返したい名作。

「マイナビニュース」より引用
https://news.mynavi.jp/article/20240511-2943667/

この作品の推しポイントは、制作陣、特に監督やスタッフの作品にかける「執念」の強さが映像の端々に現れている点です。チラッと拝見した記事で知りましたが、原作に惚れ込んだ制作陣が、地上波のドラマ出演を頑なに嫌煙していた若葉竜也さんを何度も何度も根気強く口説き落とし、こだわりの撮影条件を満たすことでようやくキャスティングに成功した、という有名な舞台裏エピソードがあります。

徹底的に丁寧に、映画のような質感で撮影された映像は、観始めた瞬間に「あ、よくある量産型の医療ドラマとは格段に違うな」と直感的に分かります。作り手のこだわりと想いの重要性が、最高の形となって結果(作品のクオリティ)で証明された瞬間です。 「医療モノ」「記憶喪失モノ」という、一見やり尽くされたジャンルでありながら、全く新しい切り口と丁寧さで魅せてくれるため、医療ドラマはお腹いっぱいという人にこそ観てほしい逸品です。

ちなみに、気づきましたかね…?この作品にも岡山天音さん、います。
まいった〜〜。

おわりに

音楽や映画もそうですが、エンターテインメントには「いつでも気軽に摂取できる楽しさ」がある一方で、「心に深々と刺さってしばらく抜けない、心地よい劇薬」のような作品もあります。

ストレートに心を揺さぶられ、明日を生きる自分の血肉になるようなドラマたち。何度も見返して消費することはできなくても、私たちの頭の中にずっと残り続けるその存在感こそが、名作である証拠なのかもしれません。

皆さんも「最近、感情が動いていないな」と感じる夜があれば、しっかりとティッシュの箱を横に置き、心のシートベルトを締めて、これらの作品を再生してみてください。心地よい疲労感と共に、きっと素晴らしい視聴体験が待っているはずです。

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この記事を書いた人

メイクやファッション、スタイリング関連ことが得意です!
あとはご飯を巡るのも作るのも好きなので、よく孤独のグルメをしております🍽️

韓国アイドルも好きで旅行も頻繁に行くので、トレンドスポットも穴場スポットも日頃から求めてます👀🇰🇷

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