
友達が、どうやら備蓄にハマっているらしい。 正確に言うと、友達と一緒に住んでいるお姉さんが「備蓄ブーム」に突入しているのだそうです。
きっかけは、昨今世間を震撼させている石油不足問題への危機感から。それがいつしか、備えること自体が楽しくなる「ハマる」という領域にまで達してしまったのだと言います。
驚いたのは、その先見の明です。世界情勢が本格的に慌ただしくなる数週間前から準備を始め、ニュースで「ホルムズ海峡が……」という言葉が飛び交う頃には、すでに一通りの備えを終えていたというのだから、脱帽するしかありません。 ……いや、脱帽している場合ではないですね。私がいかに社会に対して張っているアンテナが低いか、その情報収集力の甘さを痛感し、襟を正す思いでした。
そんなわけで、まだ目に見えて恐ろしい事態が押し寄せているわけではありませんが、備えあれば憂いなし。防災対策も兼ねて、私も「ゆる備蓄」を始めることにしました。
もしかすると、私のこの試行錯誤が、どこかの誰かの助けになるかもしれない。そんな願いを込めて、現在の私の備蓄リストを共有させていただきます。暗くなっていてもしょうがないので、明るく生き残れるよう備えていきましょう!
ステップ①:まずは「いつもの消耗品」から

備蓄、と聞くと何か特別なものを買わなければいけない気がしますが、まずは日常生活で必ず使う消耗品を、いつもより少しだけ多めに買うことから始めました。
トイレットペーパー、ティッシュ、ゴミ袋、洗剤類、ラップにキッチンペーパー。 ビニール袋やラップは普段それほど頻繁に使わないので、一度大容量のものを手に入れれば、個人的にはしばらく安心です。一方でペーパー類は、買い物に行くたびに「ちょこっと多め」を意識して、継続的にストックを積み上げています。
また、意外と盲点になりがちなのが生理用品。 普段使いの昼用・夜用を揃えるだけでなく、いざという時に何かと便利な「ショーツタイプ」もラインナップに加えました。 このあたりの消耗品は、備えておいて損をすることが絶対にないので、備蓄初心者としても最初の一歩として踏み出しやすかったです。
ステップ②:もしもの時を想定した、食とエネルギーの備え

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次は、ライフラインが止まったり、物流が滞ったりした時を想定した備蓄です。
まずは、常温で食べられる食料。 今はまだ大量ではありませんが、無印良品のカレーやかぼちゃスープを備えています。追々は、長期保存ができる備蓄米やトマトスープも追加する予定です。なんでも、備蓄用のご飯にトマトスープを混ぜると、食べやすいトマトリゾットになるのだとか。そういう「ちょっとした工夫」を知るのも、ある意味備蓄の楽しみかもしれません。

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さらに、私にとっての救世主が「ZENB」の豆粉パンです。 健康のためにゆるいグルテンフリー生活を心がけているのですが、その中で出会ったこのパンが本当に優秀なんです。普通のパンと遜色ないくらいふわふわで美味しいのに、驚くほど賞味期限が長い。常温で2ヶ月近くは持つので、普段から食べつつ買い足す「ローリングストック」に最適です。個包装なのも、衛生的で嬉しいポイント。

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そして、心の栄養としてのお菓子も忘れていません。 長期保存用の「ビスコ」をしっかり確保しました。お菓子くらいしか喉を通らない時だって、きっとあるはず。甘いものがあるという事実は、それだけで大きな安心感を与えてくれます。
エネルギー面では、電池式のモバイルバッテリーとカセットコンロをチョイスしました。 モバイルバッテリーはソーラー発電式も検討しましたが、コスパを考えて「電池式」に。電池は備蓄効率が最強なので、多めに蓄えています。コンロも、慣れないキャンプ用ではなく、一人でも簡単に扱えるスタンダードなものを選びました。
もちろん、水も追加購入。水はこの世で一番おいしい飲み物だと思っている人間なので、どれだけあっても困りません。
ステップ③:メンタルを保つための「美容と衛生」

ここからは、緊急度は高くないけれど「私の心が折れないために」必要な備えです。
スキンケア用品の備蓄は、一見不要不急に見えるかもしれません。けれど、私にとって「お肌の健康」はメンタルの安定に直結しています。肌が荒れるとストレスを感じ、そこから負のスパイラルに入りやすい。だからこそ、緊急時でも最低限のケアができるようにしておきたいんです。
まずは、保湿が1本で完結するオールインワンジェルをストック。さらに、普段使いの「一軍」スキンケア、特に重要項目であるクレンジングと洗顔は多めに買うよう意識しています。日焼け止めや、シャンプー・ボディソープ類も、安いタイミングでガッと買っておくポジションに設定しました。
衛生用品としては、無印良品の「水のいらないシャンプー」や歯磨きシート、ボディシートを少しずつ集めています。清潔でいられることは、きっと非常時のストレスを大きく軽減してくれるはずですから。
今回の「ゆる備蓄」リスト
- 日用の消耗品
└ペーパー類(トイレ・ティッシュ・キッチン)
└ゴミ袋
└洗剤
└生理用品 - もしもの食料とエネルギー
└無印良品のカレー・スープ
└ZENBの豆粉パン
└長期保存用ビスコ
└電池式モバイルバッテリー(+大量の電池)
└カセットコンロ
└飲料水の追加 - メンタルを守る衛生・ケア用品
└一軍のスキンケアストック
└オールインワンジェル
└水のいらないシャンプー
└歯磨きシート
└ボディシート
これで、メンタルと生活、そして必要最低限の健康はどうにか守れるのではないか……と思っています。 もちろん、本物の備蓄マニアや専門家から見れば、私のリストなんてまだまだ大したことはないでしょう。これからも情報収集を怠らず、自分なりの「最適解」をアップデートしていきたいです。
本当は、こんな備蓄なんて必要のない、平穏な世の中であることが一番です。 けれど、社会はどうしても複雑で、私たちの力が及ばないところで動いてしまう。だからこそ、今できることに最善を尽くす。これは備蓄に限らず、どんなことにおいても大切な姿勢なのだと、今回のブームを通じて改めて感じています。
皆さんも、まずはトイレットペーパー1パック多めに買うところから、ゆるく始めてみませんか?その安心感が、きっと明日を少しだけ明るくしてくれるはずです。

