「ひとつの占術だけでは、その人の全体像を描ききれない」——そんなジレンマから生まれた、完全オリジナルの占い体系「天地星占(てんちせいせん)」。Z世代を代表する占い師・明蘭さんが、幼少期から20年以上温め続けてきた想いをついに形にしました。5つの理想郷と3つの役割が織りなす壮大な世界観について、明蘭さん自身の言葉でたっぷりと語っていただきましょう。
オリジナル占いが生まれた理由 ——20年間の想いが、ついに形になった
「天地星占」——比較的ライトな名称に感じるかもしれませんが、中身はとても深いんですよ。SNSの時代だからこそ、わかりやすく伝わりやすい名称がいいなと思って。もちろん私は占い師ですから、画数なども考慮しています。
なぜオリジナル占いを開発しようと思ったかというと、ちょっとしたジレンマがあったからなんです。おかげさまでいろいろな方をさまざまな占術で鑑定させていただいてきたのですが、どの占術を使ってもひとつだけでは全体像を描ききれないという気持ちがあって……。もちろんどの占いも素晴らしいもので、歴史と哲学と美しさがあります。でも、それぞれの良さを統合したい、という気持ちがどんどん強くなっていって……。
以前から古今東西の占いを学びたいと思っていて、魔術の学校にも通ったりもしているんですが、既存の占いだと「この占い師さんにはこう言われた」と、解釈の違いによって混乱を招くことがあります。でも天地星占は完全オリジナルなので、鑑定に来てくださった方が腹落ちしやすいんですよね。
具体的に詳細を落とし込み始めたのはここ数年ですが、思い返せば占いを始めた瞬間から漠然とした想いがあったのかもしれません。幼少期に占いを始めてからなので、実に20年以上ということになりますね。いろいろな占い師さんが自分なりのメソッドで占いをつくっているのを本で読んだり動画で観たりして、「いつか私もこうなりたいな」という気持ちはずっとありました。その長年の夢が、ついに形になったという感覚です。
二重構造の世界観 ——5つの理想郷と3つの役割
天地星占はひと言で言うと、二重構造になっているんです。5つの国と3つの属性、この組み合わせにより、その人の性質や価値観、何を重んじているかといったことを立体的に読み解きます。
ひとつめが「本質の層」。これは世界観を表していて、その人が「どんな物語の中で生きているか」「どんな世界の住人なのか」を占うものです。誰もが自分の人生という壮大な物語の主人公ですから。この5つの世界は、古くから理想郷と言われる国の名前で表現しています。
◆ ティルナノーグ(独立性と支配性)
自立する力があり、ひとりで何でもできてしまう人が多い世界です。住民ひとりひとりのパワーが強く、自我が強いところが武器。パワフルな住人が集まっているイメージですね。
◆ エデン(創造性と芸術性)
豊かな国でかわいらしい妖精が住んでいるような感じ。明るくて、芸術家タイプの住民が集まっているイメージです。
◆ シャングリラ(豊かさと調和)
とても華やかな住民が集まっている世界観で、美しい住民がたくさんいるようなイメージ。豊かで、自然と暮らしも優雅な国です。
◆ エルドラド(知性と秩序)
頭のいい人が多く、ルールをきっちりと守れる人が集まっている感じ。伝統や規律を大切にしている人が暮らしやすい国です。
◆ アトランティス(精神性と時間)
人生を味わい尽くして叡智を統合し、経験や知識を活かして国を繁栄させている感じ。住む人が精神的に老いる速度が速く、我慢の先にできた国とも言えますが、豊かな精神性があります。
そして、もうひとつが「表現の層」。同じ国にいても、社会での役割やエネルギーの出し方が異なりますよね。それを3つの名前に分類しました。
◆ 冒険家
思い立ったらすぐ動き出す行動派。新たな未来を切り開く開拓精神があり、どの国でも先陣を切ることができます。
◆ 王
人を引っ張る統率型タイプ。自らが動くというよりは、人を動かす力に長けているリーダーです。
◆ 魔法使い
その場の状況を読む直感力と調整力を持つタイプ。冒険家が行動し、王が組織を牽引するとしたら、魔法使いは目に見えない流れを扱える人です。
この5つの国と3つの役割の掛け合わせが、天地星占の核になっています。5×3=15パターン。ぜひみなさんがどんな世界に住んでいるかイメージしてみてほしいですね。
天地星占で変わること ——自分を理解するツールとして
天地星占でわかることは、生まれ持った性質や価値観の土台はもちろん、恋愛傾向や結婚運、仕事運、金運などあらゆる面。本質×表現の掛け合わせでロジカルに読み解けるのが特徴です。人間関係の相性や才能の活かし方、運勢の流れの傾向なども見ることができます。
特に伝えたいのは、頑張っているのになかなか結果が出ない人へのメッセージです。天地星占の世界観を理解すれば、頑張る方向性が定まってくる。もしかしたら間違った世界観や役割の中で空回りしていたということが明らかになるかもしれません。逆に「だから自分はこの仕事をしているんだ」って腑に落ちる人も多いはずですよ。
今はAIの時代。もちろんAIが普及して生活が便利になることを否定するつもりはないですが、天地星占は「当たる・当たらない」ではなく、本当の自分を理解するツールとして使ってほしいんです。AIでも本当の深層心理を立体的に占うことはできないですからね。
そして天地星占は5つの理想郷と3つの役割、合計15パターンが完成形ですが、今後はさらに細分化されていく可能性もあります。私も占い師としての経験を重ねる中で、また新たな要素が見えてくるかもしれないです。
皆さまには理想郷と自分の人生をワープしながら占いを楽しんでほしいですし、架空の世界の住人としての自分を想像しながら、現実社会での役割をより鮮明に思い巡らせてほしいなって思います。そうすれば恋も仕事も、より良い方向へ向かうはず!ぜひ天地星占で、新たな自分を発見してみてくださいね。

